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活動報告report

2019年11月24日 勉強会報告


今回は、小学生高学年、中学生向けに勉強の仕方について、聾学校の先生からヒントになるお話をしていただきました。

多い相談の内容@「ことばの力、情報収集の力」
新しい言葉や知識に出会った時は、〈それまでの言葉の貯金〉+〈推理力〉で読み取る場合が多いです。〈貯める学習〉+〈引き出しに入れたり出したりしながら使う学習〉で、実用的な学習言葉の力が育っていきます。
多い相談内容A「学習方法」
その子に合った手立てを見つけることが大切です。「嫌い」という負の感情がふくらんで取り組みが悪くならないようにします。
多い相談内容B「学習習慣」
お家の人がルールを提案して話し合う機会が作れると良いです。
「ことば」や「国語」について支援のポイント
@   わからない言葉を意識できるか
A
    言葉の意味合いを推測できるか(調べたり確かめたりする前に推測する)

B    持久力(大きい設問にむかう力)はついているか
「学習方法」について支援のポイント
@    ノート
・日付、教科書のページ、単元番号・単元名は最低限書きましょう・色ペンなどを使う必要がある場合、筆箱に入っているかチェックをA ふせんの活用
・テスト直しの付箋の活用例


 〈赤〉解説を聞いてもよく分からなかった誤り
 〈青〉テストの解説を聞いてよく分かった誤り
 〈黄〉落ち着いて考えれば分かっていた「ケアレスミス」
B ファイル管理
・ファイリングは大切
・自分でできるようになるまではお家の人と一緒に
「学習習慣」についての支援のポイント
・「何時間勉強する」より「何時から勉強する」の約束のほうが守りやすい。
・ほとんどの子は「親が勉強してほしい」と願っていることを知っています。
・「あなたのことを気にしているよ」というメッセージを。それぞれの過程でちょうどよい距離で。
〈おまけ〉ケアレスミスの三大要因(Eテレ「テストの花道」)
@入力ミス…思い込みの罠にハマり正しく読み取れないときのミス
A油断ミス…途中で集中力が落ちてくるためのミス
B出力ミス…できているのに解答欄に写し間違えるミス




  • ・この度、新潟市在住の18歳に満たない人工内耳装用者に対し、電池代が助成されることになったそうです。詳細を知りたい方は、メールにてお問い合わせください。会並びに有志の皆様の活動の成果ですね。